スーパーの店員さん

私を幾度となく救ってくれたのは

スーパーの店員さんでした。

 

北九州市に住んでいた頃は

ママ友が1人も居なかった私。

 

人見知りをする方ではないし

人と話すことは好きだけど

子供と同じくらいの月齢のママと

深く関わるタイミングが

なかなか無かったのです。

 

区で行われている子育て相談会や

離乳食相談会に参加するものの

知り合いは出来ませんでした。

 

自分が、

「きっとまた近いうちに転勤があるかもしれないし」と

あまりママ友を求めていなかったのかも

しれません。

 

しかしママ友がいなくて

大変だったことがひとつ。

"かかりつけのクリニック探し"

いかんせん情報がない。

 

子どものことだから

良い口コミの多い小児科を選びたいけど

自宅からの距離感も重要。

ネットで口コミを片っ端から

読み漁り…

かかりつけの小児科を探すのは一苦労でした。

 

遠いけど口コミの良いクリニックと

近いけど新しくて口コミも情報も少ないクリニック…どちらにしようかと迷っていた時に

手を差し伸べてくれたのが

いきつけの

スーパーの店員さんでした。

 

小柄で優しい目をした女性で

年齢は60代前半位。

 

生後2ヶ月位から子どもを連れて

買い物をしていたので

「可愛いわねぇ。」

「お母さん頑張っているわねぇ。」と

いつも声をかけてくれていた優しいスーパーの店員さん。

 

少しだけでもいいから話したくて

あえて混んでてもその店員さんのレジに

並んだりしたこともありました。

 

ある時、

「私の孫もやっと1歳半になってね。

今日そこのクリニックで検診してるって。」

と話してくださったのをきっかけに

知っているクリニック情報を

あれこれ色々教えてくれたのです。

(近くて情報が少なかったクリニックについて。)

 

小児科を探していたこと、

情報が少なくて困っていたこと、

そして教えてもらった事がすごく助かったことを伝えました。

 

「この辺のことは

なんでも聞いてね。知ってることは教えられるからね。」と言ってくれた

あの優しい店員さんは

お元気かなぁ。