春夏秋冬を楽しむ

「春夏秋冬を楽しめるようになった。」

 

会社員時代、

産休中の先輩に再会した際に

先輩が口にしたこの言葉が私にとって印象的で

今でも鮮明に覚えているのです。

 

転勤妻とは

違うテーマですが

懐かしいことを思い出したので。

 

専業主婦になって

かれこれ6年。

 

新卒で入社し、

妊娠、出産するまで航空会社の地上職員として8年ほど勤めていました。

 

憧れを抱いて飛び込んだ業界。

人並みですが大変だったことや辛かったこと、

やりがいや達成感を十二分に体感した

会社員生活でした。

そのことに関してはまた書かせていただこうと思います。

 

みなさんご存じの通り

飛行機の運航は、天候に大きく左右されます。

 

自分の住んでいる地域以外の天候や、はたまた海外の天候も。

全国、全世界の天候が飛行機一機の運航に大きく影響すると言っても過言ではありません。

 

それゆえ必ず、毎日、全国の天気予報をチェックすることが会社員生活の習慣のひとつになりました。

 

日本には美しい四季がありますよね。

 

春は気候が良く、桜が咲き誇り、

夏は日が長く、花火や海水浴を楽しめる。

秋は紅葉狩りで自然を愛でて、

冬は雪が降り、キンと冷えた空気の中イルミネーションが映える。

 

私の会社員時代は

 

春は、春一番が吹いて運航が乱れるし、GWがある。(激混み)

夏は、ゲリラ豪雨が増えるし夏休みがある。(激混み)

秋は、台風が来て運航が乱れてる。大型連休がある。(激混み)

冬は、雪が降って運航が乱れる。冬休みからの年末年始がある。(激混み)

 

といったように仕事が天候に左右される故、

春夏秋冬の良さをあまり感じられなかったのです。(激混みに関しては会社にとっては素晴らしく有難いことなのは重々承知。)

 

空港を離れて6年。

季節の変わり目になると

今の私も先輩と同様に

 

春夏秋冬を楽しめているなぁと

先輩の言葉を思い出すのです。